人生初ブンデス現地はトラブルの連続

サッカー観戦
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はじめに

人生初のブンデスリーガ観戦。向かったのは、ドイツ2部リーグの名門・シャルケのホーム「フェルティンス・アレーナ」。試合はシャルケの敗戦だったものの、サポーターの熱量、観戦文化の違い、そして帰り道のトラブルまで、まさに“異文化”の連続だった。

観戦前の移動と発見

この日はデュッセルドルフ空港に到着後、中央駅そばのホテルに荷物を置き、特急でゲルゼンキルヒェンへ移動。基本的にはシンプルなルートだが、ドイツの乗り放題チケットには“乗れない電車”もあるので注意が必要。うっかり間違えれば罰金対象。切符のルールには要注意だ。道中には瓶を捨てる専用のごみ箱が多く見られ、瓶ビール文化の根付きを感じた。 特急列車の車内では静かに試合の資料を読む人や、ユニフォームを着たファン同士が話す姿があり、これから始まる“試合の日”の雰囲気が漂っていた。

瓶ビール文化が根付いたドイツ。駅前にも専用の空き瓶カートが

スタジアム到着と試合の雰囲気

スタジアムに近づくと、青のユニフォームを着たサポーターで街が染まっていた。ゲートは男女別のセキュリティチェックがあり、入場時にはしっかり身体確認を受ける。座席はサイドスタンド前方。ピッチに近く、選手の表情まで見える良席だった。試合開始から10分間、ゴール裏では全員が巨大なボードを掲げる演出が行われた。ボードが自分の視界を完全に遮ることもお構いなし。まさに“みんなで作るスタジアムの一体感”。 会場周辺ではシャルケグッズを売る屋台が出ていて、子ども連れの家族や年配のサポーターまで幅広い年齢層が集っていた。

“NORDKURVE”の巨大横断幕。サポーターの気合が伝わる

試合は0-2でシャルケが敗れたが、ブーイングの音は人生最大級の迫力。隣の少年が耳を塞ぐほどの音圧に、ドイツサッカーの厳しさを感じた。それでも、失点してもサポーターの間に“ため息”は一切なかったのが印象的だった。 負けが決まった後もブーイングと拍手が混在し、感情をストレートに出すサポーターたちの姿がとても印象的だった。

帰りのトラブルと対応

試合後、駅に向かうも電車が発車せず…ドイツ語のアナウンスだけが流れる。周囲の人が一斉に向かいのホームに移動し始め、自分もそれにならって乗り換えた。しかしその電車も30分以上止まり、ようやく動き出してデュッセルドルフに帰れたのは深夜。ドイツ語が分からない中、非常に心細い経験だった。 周囲の人々がスマートフォンで運行情報を確認し合う中、自分はただ流れに乗ることしかできなかった。

試合後も熱気冷めやらぬスタジアムの通路

まとめと学び

シャルケのサポーターは本当に熱かった。スタジアムの空気、文化の違い、すべてが“行かなければ分からない”経験だった。トラブルも含めて、これぞ海外観戦の醍醐味だと思う。最後に一つアドバイス。もしもの時に備えて現金は多めに、翻訳アプリもすぐ出せるようにしておくといいかもしれない。

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